- せいぼ活動の概要
特定非営利活動法人聖母(NPO法人せいぼ)は、2015年よりアフリカのマラウイの小学校に対し給食支援活動を開始した団体です。現地スタッフとともにこれまで28の幼稚園、12の小学校、17の地域子供センターに給食を届けています。なぜマラウイなのか、なぜ小学校への給食支援なのか、そして貴社との連携方法をいくつか提案させていただきます。
- マラウイの現状と支援する意味
マラウイはアフリカ大陸の東に位置する内陸国で、「Warm Heart Of Africa(アフリカのあたたかい心)」という愛称があるほど、温かい心を持っている人々が多いことで知られています。他方で、人口の72%が極度の貧困状態(1日2.15USD以下で生活している人)であり、国家の発展レベルを複眼的に捉えた人間開発指数(HDI)では、191か国中169位と、マラウイは最貧困国の一つとされています。2024年現在、約2,000万人とされるマラウイの人口は、2058年には5,000万人以上となると推計されており、産業発展を見据えた人的資本の育成が喫緊の課題とされています。
かかる状況下、弊団体では貧困からの脱却という緊急援助的な視点に加え、増加する人的資本の育成、国内産業の発展という中長期的な視点を基に、マラウイの小学校へ給食支援を行っています。
- 日本がマラウイを支援する意味
発展途上国への支援として成果を上げてきたのが日本のODA(政府開発援助)です。ODAの枠組みで日本は有償、無償資金協力や技術協力プロジェクト等、数々の支援を発展途上国に対し行ってきました。しかし、1997年には約1兆2,000億円あった日本のODA予算が、2024年には約5,600億円とその予算は半減しています。日本の人口減少に伴いODA予算は今後も減少するとみられており、発展途上国への支援は限定的になりつつあります。このような状況において、草の根レベルでも支援を継続することはマラウイの貧困脱却に直結し、ひいては国家の発展、アフリカ地域、世界の安定へと貢献します。
マラウイについての詳細は、こちらからもご覧頂けます。
- 企業との連携の提案
弊団体が実施するマラウイの小学校に対する給食支援にご賛同いただける場合、以下の連携を提案させていただいております。
- 給食代金の直接の支援
- マラウイ産コーヒー購入を通しての支援
- CSR事業の計画、運営、実施に係るコンサルティング
その他、ご要望に応じて連携の形を検討させていただきます。
具体的な提携例はこちら
弊団体が企業様に提供できるメリットとしては、以下のようなものがあります。
- マラウイとの直接的な提携から、支援の効果がみえやすい。
- 1食15円でマラウイの給食が支援できるため、インパクトを企業様のご意向で、表しやすい。
- コーヒーを通じた支援で、手軽な形で社内のイベントやギフトを通じて企業活動にSDGsを盛り込める。
- 日本、マラウイを含むグローバルな人的ネットワークの構築・拡大を通じ、貴社の事業拡大の一助になる。
詳しい提案内容はこちら