2022年12月5日、Warm Hearts Coffee Clubを運営しているNPO法人せいぼが、公益財団法人社会貢献賞より、社会貢献賞を頂きました。団体ができて7年、皆様のご支援により大きなステップを踏むことができました。皆様のご支援に感謝しております。
今回は、マラウイでの給食支援の実績を始め、日本での学校や企業様との提携、コーヒーやチャリティイベント、講演会を通しての活動の普及について評価を頂きました。この度は、誠にありがとうございます!
社会貢献賞とは
社会貢献賞とは、「社会貢献者は、広く社会の各分野において、社会と人々の安寧と幸福のために尽くされ、顕著な功績を挙げながら報われる機会の少なかった方々を対象」として、公益財団法人様より贈呈されるものとなっています。詳しくは、こちらからもご覧ください。
どんな団体が受賞しているか
当日の受賞者には、私たちが普段意識することがない一方で、社会で解決すべき、そして注目すべき課題に取り組んでいる団体が多くいらっしゃいました。例えば、長い間汚染に遭い、地域共同体から見放されていた河川をきれいにすることで、コロナ後に入居者を増やすことに成功した静岡県三島市のNPOがありました。さらに、あまりメディアでは取り上げられない問題ですが、拒食症、過食症で苦しむ人々を救うために立ち上がった一般社団法人もありました。
日本は、阪神・淡路大震災、東日本大震災を経て、多くのNPOやボランティア組織が立ち上がりました。政府が見つけて処置を迅速にできる項目ではなく、長期的な対応が必要で、普段注目されない課題に対して、柔軟なアプローチができるのが、NPOや一般社団法人などの第三機関です。こうした社会課題を見つけ、積極的かつ継続的に活動してきた団体が、今回受賞されたのだと思います。
NPO法人せいぼも、マラウイで最も必要なのが食事と教育であるということを、支援を実施する中で体感しました。その後、子供たちが学校給食を食べることのできる機会と、教育にあずかる機会を増やす支援を進めてきた結果、今回受賞に至ったのだと思います。
これからの抱負
NPO法人せいぼは、日本で活動していますが、アフリカのマラウイを支援する団体です。支援を拡大していくためには日本の皆様と一緒に、アフリカの学校給食支援をする意義を、様々な形で考え、共感して頂きながら活動していく必要があります。
例えば、学校の皆様には、探究学習を通して、具体的に自らが課題意識を持ち、問題に取り組む学びの場所を提供させて頂いております。沢山の学校の皆様のご支援により、より大きな支援をマラウイで実施できています。また、企業様と国際課題と一緒に取り組むことで、消費行動などの日々の生活の意識の変化、企業としての経済活動の変化を促していきたいと考えています。
このように、大きく分けて個人や学校、企業様として活動の内容を分けていくことでそれぞれの人や団体にあった支援を共にできると思っています。
最後に重ねてになりますが、この度NPO法人せいぼがこうして社会貢献賞を受賞することができたのも全て皆様のご支援のおかげです。これからもより良い社会を創って行けるように活動して参りますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
さらに大きな支援を
現在、さらに多くの子供たちへ学校給食を届けるためにも、NPO法人せいぼへ定期寄付をお願いしております。3000円の寄付で1人の子供が1年間給食を食べることができるようになります。ご支援、何卒よろしくお願いいたします。